【新春恒例】箱根駅伝を楽しもう!魅力を徹底紹介!

スポーツ

今年も残すところあと2か月!もうすぐ新しい年がやってきますね。

お正月の恒例といえば、箱根駅伝ではないでしょうか。
私は生まれ育ったのが神奈川県ということもあり、毎年この箱根駅伝を見てお正月を迎えてきました。箱根駅伝を見ないとお正月の実感がないぐらい箱根駅伝ファンの一人です!
今回は駅伝の魅力をお伝えしていきます☆彡



箱根駅伝が目標

野球プレイヤーが高校野球で甲子園を目指すように、陸上の長距離ランナーは大学で箱根駅伝に出場することを目標としている人が多いと聞いたことがあります。
大学駅伝には、三大駅伝と呼ばれる「出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)」「全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対校選手権大会)」「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」があり、特にこの箱根駅伝には重きがあるのではないでしょうか。
「出雲駅伝」「全日本大学駅伝」は平たんな道を走るのに対し、「箱根駅伝」は平たんな道プラス、箱根の山(峠)があるのです。
この山を走るということが、魅力の一つではないでしょうか。

襷(たすき)を繋ぐ

マラソンは一人でゴールを目指しますが、駅伝はみんなでゴールを目指します。
個人の走る区間(距離)が決まっており、どの区間を誰が走るかにより相手(他大学)との駆け引きがあります。
どの区間を走るのかは監督が最終的に決めると思いますが、選手も体調などのコンディションにより、当日変更になることも多いそうです。
4年間という大学生活の中で、出場できる選手、残念ながら出場できない選手がいる中、全員で箱根駅伝を目指します。
選手が自分の区間を走り終えたら、次の区間の選手に襷(たすき)を渡し、ゴールを目指していくのですが、箱根駅伝にはこの襷(たすき)が繋がらない学校も出てきてしまうこともあるのです・・・
駅伝の最大の魅力は、この襷を最後まで繋ぐことではないでしょうか。

箱根駅伝のコース(区間)

箱根駅伝は1月2日、3日の二日間に渡り開催されます。
初日は往路と呼ばれ、東京の大手町からスタートし箱根の芦ノ湖がゴールです。
二日目は復路と呼ばれ、箱根の芦ノ湖からスタートし、東京の大手町でフィニッシュです。
初日は往路優勝、二日目は復路優勝すなわち総合優勝といいます。

両日とも5区間あり、往路は1~5区、復路は6区~10区と一大学10名の選手で走ります。
どの選手をどの区で走らせるか・・・箱根駅伝の経験がない選手と、経験のある選手、駆け引きですね。
往路では2区の距離が最も長く、「花の2区」と呼ばれており、その学校のエースが走るイメージです。
中には、経験のない1年生が走ることもあるので、その選手は要チェックです!なぜなら、今後も箱根駅伝に出場するかも知れない選手だからです。
スタートの大手町から国道一号線を走り、途中から湘南の海岸にコースが変わり、箱根の山へ入っていきます。
湘南の海が見えるのは3区からですが、晴れた日は富士山も見え、お正月にとても相応しい景色です!
箱根の山の5区は、山(峠)を走ることに自信のある選手が揃っています。
酸素も薄くなり、気温も下がる中、コンディションが悪くなってしまう選手もいます。
思わず「頑張れー!」と応援している自分がいます。
過去の大会では雪が降っていることもありました。
この5区には何が起こるか分からないという、一番見応えのある区ではないでしょうか。

そして、往路のゴールは芦ノ湖になります。

芦ノ湖のゴール地点

この近辺の宿には、選手、関係者はもちろん、一般の箱根駅伝ファンも宿泊するそうです。
予約はすぐ埋まってしまうそうですが・・・私もいつか泊まってみたいものです。

二日目の1月3日は、芦ノ湖から前日のタイム順にスタートしていきます。
なので、少しでもタイムが縮まっていたほうが有利ですね!

箱根の山を下り、国道一号線に戻ってくると、順位にも差がついてきます。
次の選手に襷(たすき)を渡す中継地点で、首位の選手から20分経ってしまうと、繰上げスタートというルールが適用されてしまいます。
すなわち、襷を渡す選手が来る前に次の選手はスタートしなければならないため、学校名の入った襷が受け取れず、仮の襷に変わってしまうのです。1区から繋いできた襷が繋がらない瞬間は、見ていて何とも言えない気持ちになります・・・
間に合わなかった選手も一生懸命走っていたけど、これ以上どうしようもない・・・本人の気持ちを考えると切なすぎますね。
箱根駅伝は、色々なドラマがあります。首位で独走状態でも、コンディション不良に突然見舞われる選手もいるため、大手町のゴールまでは順位が分からないこともあります。
10人で襷を繋ぐって、素晴らしいと思いませんか?毎年、私は感動しちゃいます。



予選会とは?

箱根駅伝のゴール順位は、次年度の箱根駅伝出場に影響することをご存じですか?
10位以内に入れば、その出場切符(シード権)が手に入るのです!
ですが、残念ながら10位以下になってしまうと、予選会から出直さないといけません。
この予選会でも同じように、10位以内に入れば、シード権を獲得できます。
箱根駅伝は、上位10校プラス、この予選会での上位10校プラス、学生選抜1校の計21校で大会が開催されます。

予選会は先日行われたばかりですが、ちょっとルールが異なります。
1周×8回のトラックを各学校の選手12名で一斉に走り、上位10名のタイム合計で競います。
ハーフマラソンみたいな感じですね。
そして、ここでも駆け引きがあります。
外国人選手のいる学校は、やはり首位軍団に勢ぞろいしていました。
上位10名の合計タイムなので、一人だけ早くてもダメなんです!
そんな中、慣れている常連校は、選手が固まってゴールしたりもするんですよね。
そして、今年もドラマがありました!
この予選会では注目の選手や学校が紹介されます。
シード権を獲得した学校の中に、箱根駅伝初出場の学校がありました。
私も注目している、「駿河台大学」です。
監督の徳本氏は法政大学出身で箱根駅伝を経験している方ですが、この学校はきっと本戦で台風の目になりそうな予感がしています!

そして、惜しくもシード権獲得にはならなかった大学の中で、速かった選手で構成される「学生選抜」にも悔いなく頑張ってほしいですね!

来年の箱根駅伝出場校は以下の通りです。

駒澤大学
創価大学
東洋大学
青山学院大学
東海大学
早稲田大学
順天堂大学
帝京大学
國學院大学
東京国際大学

明治大学
中央大学
日本体育大学
山梨学院大学
神奈川大学
法政大学
中央学院大学
駿河台大学
専修大学
国士舘大学

学生選抜

まとめ

箱根駅伝は、1区間を走り切るのに1時間ちょっとかかるため、すべて見ると凄い時間になりますが、見ているとあっという間に時間が過ぎていきます!
何かをしながら見てもいいですし、家族団らんで見ても楽しめると思います☆彡
毎年何かドラマが起こる箱根駅伝!みなさんも魅了されてみてはいかがでしょうか。

2022年の箱根駅伝、どこの大学が優勝するのか今からとても楽しみです☆彡